みなさんは同人誌を電子版で買ったことがありますか?近年、Amazonなど大手通販サイトでは紙媒体に加え電子版の書籍がたくさんダウンロード販売されています。メロンブックスやBOOTHなどの通販サイトでも同人誌の電子版ダウンロード販売が進んでいますが電子版を読むためにはタブレット端末が必要になりスマホやPCだと画面が小さかったりページが横長になったりとせっかく買ったのに中途半端なサイズになって見づらい場合があります。
 今回は同人誌の紙媒体と電子版の違いを見ていきます!

 この記事の作成にあたって宮瀬まひろ先生(@miyase_mahiro)から同人誌表紙の撮影の許可と紙媒体と電子版のメリット、デメリットの要点をいただきました!お忙しい中すみませんでした…!そしてありがとうございます!

 あとこの記事はリズ氏がまひろ先生の同人誌を電子版で買った際、あまりにも完成度が素晴らしすぎたため書きたいなと思いましたwあくまで興味で書いたものですのでご理解ください…。

1.紙媒体のメリットとデメリット


 まず紙媒体すなわち手にとって読む本のメリット、デメリットについて端的に書いていきます!

 メリット

・みんな一律で大きなサイズで見ることができる。

・現物があるのでコレクション的な要素で満足感がある!

・学校や会社(許される学校や職場)に置く、友達にあげる等して布教もできる!

・コミケで買える。


 デメリット

・印刷することによってどうしても色がずれてしまい、本来作家が見せたかった色と異なってしまう。

・早々に完売してしまった場合、欲しい方がまだいてもお届けできない悲しさ。逆に大幅に余ってしまった場合、金銭面での苦しさ。

・極まれに乱丁がある怖さ。


・紙媒体なので傷や汚れがつく。

・本自体に印刷費がかかる。

・通販で買うと注文してからお手元に届くまでに日数がかかる。


 ※色付きは宮瀬まひろ先生がまとめた要点です!

 メリットのほぼすべては現物があるからこそ挙げられるところですね!紙媒体の本なら現物の本の大きさが手にとって分かりやすいですし本を集めると満足感や達成感があるのもわかりみです!
 複数本があればお友達や知り合いに布教できるのもいいですね!同人誌の多くはコミケや例大祭などイベント、即売会での頒布が最速で入手できて通販や店舗で買うより安く手に入るところもあります!

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     紙媒体の同人誌(同人誌:さなえの湯 泡 【宮瀬まひろ先生】)


 一方で印刷物なので作家さんの見せたい色が印刷の限界に阻まれて中々出せなかったり本自体に印刷費がかかる、乱丁の怖さ、在庫の数による影響、通販でお手元に届くまでの日数などデメリットになる点も存在します。

2.電子版のメリット、デメリット


 メリット

 続いて電子版のメリット、デメリットについて端的に書いていきます!

・欲しくなったらすぐ読むことができる。

・部屋を圧迫しない。

・作家が表現したかった色をそのままお見せできる。


・紙媒体と違い印刷しないので印刷費がかからない。

・基本的に完売しない。(ただしダウンロード販売終了の可能性がある)また送料が発生しない。

・ページの拡大、縮小ができる。

・暗い場所でも明るさを調整して見ることができる。

 デメリット

・バッテリーが切れたら閲覧不可…。

・(個人差があるが)本を手にとって読む感覚が薄れる。

・ディスプレイ画面を見るのでブルーライトの影響を受けやすい。

・2ページにまたぐ1枚のイラストが半分ずつしか見れないことがある。(設定変更をすれば解消できるが手間がかかる)

・紙媒体よりも後に販売するケースが多い。


 ※色付きは宮瀬まひろ先生がまとめた要点です!

 やはり電子版の強みはいつでもどこにいても買うこと、読むことができることですね!同人ショップが近くにない地域や田舎でも気軽に買って読める…時代の進化を感じます!
 また印刷しないので作家さんが見せたい色をそのまま提供できる、ページを拡大、縮小することでイラストの細かいところまでじっくり鑑賞できる点も紙媒体よりも優れていると思います!

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     電子版の同人誌(同人誌:さなえの湯 泡 【宮瀬まひろ先生】)


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   電子版の拡大、縮小機能があればイラストの細部までキレイに見ることができます。


 しかし、電子版を読むためにはタブレット端末が基本的に必要になるのでタブレット端末を確保するところで金銭面を理由に手が届きづらい人がいるのも少なくありません。バッテリーがないと見れない、2ページにまたぐ大きなイラストが設定変更しないと2ページ分いっきに見れない、ブルーライトの影響で視力低下などデメリット要素もありさらにダウンロード販売が紙媒体より後に販売されるケースが多いのです。

 3.紙媒体と電子版の未来…(まとめ&あとがき)


 電子版の影響は計り知れない程でこれまで店舗やイベントで直接買ったり、通販で送料や日数がかかっても手に入れるなどすぐ読みたいと思った時に時間や金銭を費やすことは避けられませんでした。それが電子版の導入でいち早くそして本のみのお値段で読めるようになったのはすごいことだと思います。もちろん電子版を読むための準備で金銭を費やしたり販売日が後に回ることはありますが店舗やイベントに行かなくても買える手軽さが評価できます。印刷しないため作家さんの見せたい色がそのまま表現できるところや拡大、縮小機能で細部までじっくり鑑賞できるのでコアなファンからはとても喜ぶと思います。

 ここまでだと電子版の方が優遇されすぎではないかと思ってしまいますがそうとは言えません。コレクションとして本を集める感覚や現物がないので本が手元にあることの満足感や達成感が個人差がありますがあまり感じないこと、電子版を買うためのアカウントを作成しなければいけない、画面を見続けるので読み続けると現物よりも疲れが溜まりやすく健康への悪影響もあるなど紙媒体の本とは違ったことが起こりうるのです。

 特にリズ氏が電子版で特に感じていることが本を手にとって読むことを電子版が掻き消してしまうことです。電子版は紙ではなくデータなので本を読んでいる感覚はほぼ感じないです。読書をする時に手にとっている本にはそれぞれの本の大きさや紙質、感触、香りなど本特有の特徴がありますが電子版にはそれがない…そして自分の目で読んでいるものは本ではなくタブレットなどの電子端末…電子版は紙で作られたものではないので読む感覚が個人差がありますが違ってくるのです。

 コレクションとして集めたい、他のみんなに渡して布教したい、そして自分の手にとって読みたい場合には紙媒体の本が優れていると思います。またイベントや即売会で買う場合、店舗や通販よりも安く手に入ることが多くまたサークルさんによっては現物の特典がつくところもありますのでますます買った時の達成感と満足感が感じると思います。紙媒体の本は電子版よりも先に頒布、販売されるのが多いので最新刊を早く読みたい場合も紙媒体の本が優れていますね。

 ちなみにリズ氏がこれから先の未来の同人誌でこうなってほしいことを申すならば紙媒体の本の場合、作家さんが表現したい色が電子版並みにお見せできる印刷技術になってほしいことですね。現行の印刷技術もすごくクオリティが高くて素晴らしい出来なのでこれからも質にこだわり続けたら印刷技術で作家さんの不満がゼロになるとは思います。

 電子版の場合、タブレット端末の便利さと重要性がもっと広まればいいなと思います。現在のタブレット端末はiPadの場合、3万~6万程度と昔よりも手に入りやすい機種が増えてはいますがスマホだけで十分だったりまだ値段が高くて手が届かない、必要性が…と思っている人も少なくありません。リズ氏もケータイをiPhoneに変えてからしばらくはタブレット端末は必要ないと思ってましたがヨドバシで初めて触った時、めっちゃ欲しいと思いました。リズ氏の場合、軽量で大きな画面、デザイン、ディスプレイの鮮明さ、アプリの豊富さに魅力を感じましたね。今では格安で入手できる端末もあるので購入希望者が実際に手にとって買ってもらえるきっかけをなにか作ってもらえるようにタブレット端末が広めるアピールを販売店ではしてほしいですね。(例えば1か月無料でレンタルとか)

 最速で読むことができて手にとって読むことができる紙媒体の本と読みたいときにすぐ読めて作家さんが表現したいものをお見せできる電子版…それぞれが持つ特徴はありますがこれから先も2つの形態での頒布や販売は続いてほしいですね。

 最後まで見ていただきありがとうございました!

※この記事は「神絵師さん後援隊!」の個人ブログです。